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禍(か、わざわい)〔「わざわい」に対して使用される「禍」という漢字は、小説などでは「しめすへん」ではなく「けものへん」がつかわれることも多い。〕は伝説上の生物、怪獣である。災禍を生み出す存在であると言われている。禍獣、禍母(かも、かぼ)とも。 == 概要 == 仏教経典のひとつ『旧雑譬喩経』にある説話に出て来るもので、何一つ災禍の存在しない豊かな国の王が「わざわい(禍)というものがこの世にはあるらしい、見てみたいのでこれを求めて来い」と家臣たちに命じて探索させたところ、市場で「禍母」と呼ばれる禍を生む巨大な猪のような生物が売られており、家臣たちがそれを買って来る。禍は1日に1升・針をエサとして食べるので、王は国民に日々針を差し出させてこれを育成するが、国民はこれに疲弊してしまい国から逃散。困惑した家臣たちが禍を殺そうとするが体が鉄のように硬くなっており刀で斬ることも突くことも出来ず、薪をつみあげ火をかけて焼き殺すが、火まみれの禍が城や市街を駆けまわって全てを燃やし尽してしまい、国は滅びてしまった。市場で禍を売っていた商人は天の神の化身であったという。 このことから「自ら悪事を招く」ことを「市(いち)に禍(わざわい)を買う」と称し、ことわざとして使用されている〔藤井乙男 編『諺語大辞典』(複製)日本図書センター 1979年 「市ニ禍ヲ買フ」75頁〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「禍 (伝説の生物)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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